ぎっくり腰と腰椎すべり症は、ヘルニアと同様に深い関係があり、原因としてはぎっくり腰とほぼ同じとされています。 腰椎すべり症は、長年の生活習慣や加齢によって腰椎が前方に飛び出ることで、痛みや炎症が腰に生じます。
ぎっくり腰では、腰椎が一次的な現象として飛び出します。つまり、腰椎すべり症では長年の蓄積で常に腰椎が飛び出た状態で、ぎっくり腰は一瞬で腰椎が飛び出てしまうという事になっています。
ぎっくり腰では、腰椎がすべり出しそうな時に、腰の筋肉が反応を起こして、腰椎がすべらないように瞬間的に防止しようと働きます。結果的に、ぎっくり腰になってしまいますが、筋肉が滑り出しを防御する反応によって、完全に滑りだしていないので、安静にしていれば元に戻ります。
ぎっくり腰をの瞬間的な痛みは、この筋肉の反応によるものであるとされています。よって、ぎっくり腰も腰椎すべり症も、ほとんど同じ現象によって痛みが生じています。ぎっくり腰の方が鋭い痛みがあり、慢性的な鈍痛が続く場合は腰椎すべり症である事が多いです。
腰椎すべり症は、手術によってすべっている腰椎を固定する治療法もありますが、ぎっくり腰のように安静にすることで、腰椎を温存し対処療法する場合もあります。腰椎すべり症は体質が原因となる事もありますが、多くの場合、長時間に渡る立ち仕事や、同じ姿勢を続ける重労働を長年続けた事が原因で、疲労が蓄積して起きているとされています。
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