ぎっくり腰は、漢方で治療する人も多くいます。漢方では、ぎっくり腰をタイプに分けており、腰に熱がある炎症タイプと、同じ姿勢のとりすぎが原因と考えられる血行不良タイプ、下半身の筋力低下など加齢による腎の低下タイプに分けて、タイプ別に治療が行われます。
また、寒さと湿気タイプもあり、日本人のぎっくり腰は寒さと湿気が原因のぎっくり腰が多いとされています。寒さと湿気が腰を刺激し、腰を温めたり余計な水分を排出する事で、症状が改善されるとして、甘姜苓朮湯という血行を改善し、水分代謝を高める漢方が効果的とされています。
熱が原因とされるぎっくり腰の場合、関節炎でも処方される二妙散や四妙散が処方されます。この漢方は、血行促進や利尿作用もあり、症状を緩和してくれるとされています。血行不良が原因のぎっくり腰は、鎮痛効果の高い身痛逐オ湯がいいとされています。生薬なので、副作用の心配もなく、妊婦でも使用する事が出来ます。
腎機能の低下が原因と考えられるぎっくり腰の場合、腎機能を補い、下半身の冷えを改善する働きのある八味地黄丸があります。また、急性の腰痛の場合は、芍薬甘草湯がいいとされていますが、漢方は体質や体調によってオーダーメイドしてくれる事で、効果があらわれるので、ここで取り上げたものでは、効果のない場合があります。
腰痛が収まってきたら、自分で漢方薬局に行って、処方して貰うようにしましょう。漢方には一つの効果だけでなく、様々な相乗効果によって腰痛以外の効果があらわれる事もあり、総合的に体調を改善することが期待されます。
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